こんにちは、nagi鍼灸院の院長です。年齢とともに気になってくる「薄毛」や「抜け毛」の悩み。
最近では20〜30代の若い世代からのご相談も増えており、当院ではその対策として「育毛鍼」に力を入れています。
今回は、育毛鍼とは何か、その効果やメリット、さらに「ヒト幹細胞培養液」との併用についても詳しくご紹介いたします。
育毛鍼とは?
育毛鍼とは、頭皮に対して鍼(はり)を刺すことで血流を促進し、毛根の栄養状態を改善させ、毛髪の成長環境を整える東洋医学的なアプローチです。
頭皮には「筋肉」「血管」「神経」が複雑に入り組んでおり、これらがストレスや自律神経の乱れ、加齢、睡眠不足などで機能低下すると、毛根への血流が不足しやすくなります。
そこで鍼を用いて刺激を与えることで、以下のような変化が期待されます:
- 頭皮の血行促進
→ 毛根への酸素と栄養の供給をサポート - 交感神経の緊張緩和
→ ストレスによる血管収縮の緩和 - 頭皮の筋緊張をゆるめる
→ 硬くなった頭皮が柔らかくなり、育毛環境が改善 - 代謝とターンオーバーの促進
→ 古い細胞の排出と新陳代謝がスムーズに
育毛鍼のメリット
1. 副作用のリスクが少ない自然療法
薬や外用剤と異なり、体の内側から自然な回復力を引き出すため、継続しやすい点が大きな魅力です。
2. 原因にアプローチできる
薄毛や抜け毛の背景には、「ストレス」「内臓疲労」「自律神経の乱れ」など複合的な要因があるため、育毛鍼では頭皮だけでなく、全身のバランス調整も行うことで根本改善を目指せます。
3. 即効性より“土台作り”
即日で髪が生えるわけではありませんが、1〜2ヶ月で「抜け毛が減った」「髪にハリが出てきた」といった変化を感じる方も多く、髪の土壌=頭皮の環境から整えていく施術です。
ヒト幹細胞培養液との組み合わせで相乗効果
最近注目されているのが、「ヒト幹細胞培養液」との併用です。
● ヒト幹細胞培養液とは?
幹細胞を培養する際に得られる「分泌液」で、細胞の成長や修復を促す**成長因子(グロースファクター)**が豊富に含まれています。
この成分を頭皮に塗布することで、毛母細胞や毛包幹細胞に働きかけ、発毛・育毛をサポートします。
● 育毛鍼×ヒト幹細胞培養液の流れ
- 育毛鍼で頭皮の血流と代謝を活性化
- その直後にヒト幹細胞培養液を塗布
- 鍼でできた微小な傷口から浸透力アップ
このように、鍼で頭皮のバリアを一時的に緩めた状態で塗布することで、浸透力と吸収力が飛躍的に高まり、より深い層まで成分が届きやすくなります。
どんな方におすすめ?
- 抜け毛が増えてきたと感じる方
- 髪にハリ・コシ・ボリュームがなくなってきた方
- 薬に頼りたくない、自然な方法で育毛したい方
- 将来の薄毛予防に力を入れたい方
施術ペースと目安
● 週1〜2回の施術を1〜3ヶ月継続することで、効果を実感しやすくなります。
● 髪の生え変わりには周期があるため、最低でも3ヶ月〜6ヶ月の継続が理想です。
まとめ
育毛鍼は、髪の毛だけを見るのではなく、「全身の不調のサイン」としての薄毛にアプローチする、東洋医学らしいやさしい施術法です。
そこに、再生医療の発想から生まれた「ヒト幹細胞培養液」をプラスすることで、相乗効果が期待できる新しい育毛ケアとして注目されています。
薄毛でお悩みの方、育毛したい方はぜひ一度ご相談ください。
予約は下記から
http://b.hpr.jp/kr/hp/H000672057
▶ 完全予約制|藤沢駅から徒歩7分|プライベート空間で安心施術